【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います
第42章 キミとの出会いを運命に
「あ、当たってます」
私の身体に硬い何かが......。
「当ててるんだよ?可愛いことするから......」
「ええっ!」
「みょうじさんから俺を欲しがってくれないかな」
ええええ!?
「ね、寝ますよね......?」
最悪今から寝たフリしよう。
「ふふっ、寝るよ。何か期待してたの?」
「してないです!!」
「もっと乱れてくれていいんだよ?俺はどんな姿でも愛せる自信があるからね」
クスクス笑ってるし、完璧に遊ばれてる......。
「増長さんはやっぱりそういう事したいんですか?」
実際の頻度とかってどうなのかな?
私にとっては未知の領域だ......。
「したいよ。みょうじさんとなら毎日でも。俺に主導権があるなら一回で終わらせられないかも......」
「ええっ、な、何回も出来るんですか?」
「うん。みょうじさん相手ならいつでも準備万端だよ」
「相変わらず卑猥ですね」
「ふふっ、だから男なんてみんな卑猥だよ。気をつけないとだめだよ」
甘えるように鼻をくっつられる。
「でも我慢も愛情だよね」
「善処します」
「ふふっ、気長に待つよ」
そうでなくてもドキドキするのにいつになったら慣れるのかな?
きっと......一生慣れないや......。
「明日、起きたら夢なんてオチじゃないですよね......?それなら勿体なくて眠れないです!」
「ふふっ、なに可愛いこと言ってるの?夢じゃないよ」
「よかった......おやすみなさい」
優しい笑顔を見てから目を閉じる。