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恋する奴等

第68章 おまえはわたし 中也さんの話




ガチャッ
「おはようございます」

ザワっ
「天音···!?だよな?」

「はい···そうです···」

がばっ!
「天音くーん!」

びくっ
「太宰さん!?」

ぎゅう~~··
「あれ?背負い投げしない···やはり昨日の天音くんは変なキノコ食べたからおかしかったんだよね!?」

「あっ···あはは··(中也さん何やらかした!??)」

私はみんなの話を聞いていくと


昨日の私は道端で困る人々を助けていたり


時には、

ふいに立ち寄ったお店で強盗が入った時に

飛び蹴りと柔道技で敵を倒したと聞いて

探偵事務所に名誉ある功績を残したと


ぺらっ
「はいこれが敵を蹴り倒す天音くんね」

太宰さんに渡された写真には

片手に敵の首を掴み

足蹴りをかます中也さんの姿


がたがた
「····悪魔がいる」

私は素直に反応した
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