第68章 おまえはわたし 中也さんの話
そして朝になる
私は目を覚まし気づいた
(あれ?中也さんがいる··確か私が中也さんに·····ん?胸がある)
まさか
私
戻ってる!!!
隣で眠る中也さんを小さく起こす。
ゆさゆさ
「中也さん、私達戻りましたよ。」
ぱちっ···
「···んぁ···そうだな···」
ぐいいい···
「中也さん···?」
ふにゅ···
「あと少し····の間···」
そう言い残しまた眠る
「····はい」
なぜ戻ったのかは分からない
だけどこの1日でよく分かった事はある
ひとつは
中也さんはとてもマフィアの皆さんに信頼されてる事
そして強い
そんな中私にだけ見せる「中原中也」を大切に寄り添う。