第114章 開花。
征君が言ったとおり、新しく入った2年生は2週間で一軍へ昇格し、それと入れ替わりくらいにレギュラーの一人がやめたらしい
征君は副キャプテンからキャプテンになり、益々忙しそうだった
赤司「もうすぐ地区予選が始まるからね」
「じゃあ特に練習厳しくなるんじゃない?私、もう少し来るの控えるようにするねっ・・・」
赤司「それは構わないよ。俺はに会いたいからね」
「征君・・・私も・・・いつも会いたいって思ってる」
こんな毎日が続けばいいと思った
私たちは好き同士で
私たちはお互いを想い合っていて
私は彼が好きで
彼も私を好きだと言ってくれた
「赤ち~ん、こんなとこに居たのぉ?元キャプテンが探してたよぉ」
赤司「ああ、すまない。今行く」
「・・・・・」
赤司「、練習行ってくるよ」
「行ってらっしゃい」
私は征君の後ろ姿が見えなくなるまで見送った
「私もそろそろ帰ろうかな」
私は立ち上がり、歩き出した
私たちは好き同士
だからきっとこれからもずっと一緒
私は征君の傍に居たい
私から離れるなんてありえない
この時はまだそんな風に思っていた
この日から少しづつ・・・・
私たちの想いが狂い始める事も知らずに・・・