• テキストサイズ

いつも眠いのはキミのせい。

第114章 開花。


学校へはほとんど行かなくなり

行かない日はほとんどと言っていいほど征君の元へ通った

征君はバスケ部に入っていて、副キャプテンを務めていると教えてくれた

私は征君の色んな話を聞くのが凄く好きだった

だけど一方で・・・

征君はたくさんの良い仲間に出会えたんだって・・・少し孤独も感じていた




赤司「三軍に前から少し目をつけてた選手がいてね。今年に入ってから一軍に昇格したんだ」

「へぇ、そんな凄い子が居るんだ」

赤司「俺たちの年代は凄い奴らが揃ってるよ」

「でも、征君がきっと一番うまいんでしょ?」

赤司「そんなことは無いよ。みんなそれぞれ個性は強いが、才能を持ってる」

「征君の試合してるとこ見てみたいなぁ」

赤司「まだもう少し先だが、全中の試合、見に来るといいよ」

「うん!絶対見に行く!!」




この時、征君は笑って私の頭を撫でてくれた

会えば会うほど・・・

私の想いは募っていく

征君が好きで・・・・

どうしようもない



でもそれと同時に訪れる不安



私は・・・征君の邪魔になってないだろうか?

征君は・・・私の事・・・どう想ってる?
/ 1230ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp