【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第48章 ハイキュー✿菅原孝支✖澤村大地「隣兄2」
がずっと下から見つめてくる。
なんだか徐に…キs、
「…大地さん。これってまさか壁ドンですかね?」
「膝ドンだろ」
「ぷはッ!俺もまだ○ドンやったことないのに~」
の時はそんな見え方してなかったが、男からやると何だかドンしてる風に見えてしまう。
普段の雰囲気が蘇ったみたいに自然な笑みが漏れた。
「また俺、ちゃんの初めてもらっちゃったな」
「嬉しいような複雑のような…。でも、少女漫画でみた○ドンされるのが夢だったのでやっぱり嬉しいです…!!」
「そんじゃ、お二人さ~ん。のファーストドンが喪失したところで始めますよ~」
「ちゃん。最初から全力で行かせてもらうから」
「手加減なしでお願いします…!」
向かい合って微笑みあう。
の股のしたに膝をスタンバイ。
ハーフパンツからは膝をのぞかせ、プリーツスカートだから願わくば布一枚。
スカートを捲ってしまいたいが、まだ想像を掻き立てるのもいい。
「それでは位置について~、よ~い、ドン!」
よし、と意気込んで膝をあげる。
の股のところに食い込む筋肉質の太腿。
…ぐちゅんっ
食い込んだ膝のあたりが肉厚を感じる。
だか、それは妙に生々しくて…。
視線を下ろした先には、高揚させているの表情が目に止まった。
「……、」
「ぁ、……気付かれちゃいました…?」
膝をあげたのは1回。
続けて膝をあげなければならないが、股間の熱で息をするのもしんどくて…これ以上あがらない。
「……俺の、負けだ……」
ずっと触れたかった。
動画を見せられる前から。
自分以上に好いている奴を知っていたから半ば諦めていた想い。触れると分かって、求められてるのが分かって、欲望にしゃぶり付きたくなった。
「じゃあ、大地さん。罰ゲームですね」
「…ああ…。なんなりと」
壁のついた手を離すとはあるべき場所へと迎い、孝支とのキスシーンを見せられてもなお…負けた悔しさよりも、熱を煽るだけだった。