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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第48章 ハイキュー✿菅原孝支✖澤村大地「隣兄2」


勝敗にこだわる。
男なら簡単には根をあげてはならないと爆発そうなマグナムを抑え込む。

「ちゃん。俺がもし…、降参っていったらそん時はどうなるの?」

「罰ゲームしてもらいます。私もお兄ちゃんに負けたとき、すごく…恥ずかしい罰ゲーム、させられちゃったんです」

「……どんな?」

「それは、」

は大地の首に手を回した。
耳の横で話したいというように顔を近付けてきて、大地は壁についていた背を少し傾かせる。

「お兄ちゃんに初めてずんずんされたのが気持ち良くなっちゃって、自分の部屋で……オナニーしちゃったんです」

それ見せろって言われちゃいました、とおどけた笑みを浮かべる。

王手となったじゃれ合い。
そこで行われたずんずんゲームが発祥。
ここまでは孝支から教えてもらったことだ。

それまでは無垢だったはずだ。
エロさもなく、無邪気な笑みを浮かべるだけで、もうひとりの兄のように慕ってくれていた姿。

そんなが家に帰って、自分を慰めていたのを想像しただけで…。

「っはぁ、はぁ……っ~」

「大地お兄ちゃん…、降参……しますか?」

降参したい。
どんなことされんのか知りたい。
もっと触りたい。
に触ってほしい。

煽られた熱はもう限界が来ていて…。

「はーい、そこまで!」

「えー!?もう一押しだったのに~…!!」

「…はぁぁぁー…」

本当にもう一押しだった。
爆発寸前。

「タイムアップとなりましたので両者交代してくださーい」

「あ、あぁ…」

「大地ィ~、初めの意気込みはどうした~?余裕なさそうだなあ」

「っせえ!おまえみたいに徐々に距離詰めたんじゃないんだから、こちとら免疫付いてねえんだよっ!!」

「確かにそれは正論だな。ははッ」

爽やかな笑みをこぼす孝支。
今度は大地が攻める側になって、壁に背をつけたは大地を見上げたのであった。
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