【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第48章 ハイキュー✿菅原孝支✖澤村大地「隣兄2」
頭のなかを冷静に整理し終えた大地は、静止画ではなく孝支のほうに視線を向けた。
「いつ手ぇ出した……?」
「おまえはのお父さんか」
「いつ手ぇ出した??」
マジこわい殺気を放っている大地。
表情はビビってる孝支だが、どことなく心のどこかで楽しんでいるところも垣間見せる。
「あ~ええと。俺が高校1年になって、が寂しいって毎日部屋に上がりに込んでくるもんだから、ベッドの上でじゃれ合ったりして…」
「じゃれ合う一環で、指突っ込ませる遊びでも覚えさせたんか?ああ?」
「いや。顔近いって。ずんずん勝負ってのが王手かな」
「ずんずん…?ずくだんずんぶんぐんゲームじゃなくて、ずんずんゲームって聞いたことないゲームだな」
「懐いな。ずくだんず……まあこれは、が名付けたゲームなんだけどな」
一方は受ける側でなにもしない。
もう一方は攻める側で相手の股に膝をいれ、グイグイするじゃれ合った遊び…と説明する。
「ずんずんって何か進んでいくような擬態語かと思ったら、そーいう遊びか羨ましい…!!股間ぐいぐいされんのたまんねえじゃねえかッ!」
「だろぉ~?受ける側のときも攻める側のときも、が超可愛くってさ~」
「自慢話はあとで聞く。とりあえず一発抜きたい」
「どうぞ~」
大地の真顔で訴える。
怒ったがいいが、やはり股間がおさまらなかった大地は着替え終わった制服のズボンを下げた。
「おおっ。いいモン持ってるねえ!」
「うっせ。俺のみたって何も面白くないだろ。黙ってシコらせろ」
「んだな~。じゃあちょっくら外の空気吸ってくるわ」
「ああ。ぜひそうしてくれ」
孝支が出ていったのを見送り…。大地はスタート位置に戻し『お兄ちゃん…』と時折漏らす、のオナニー動画をおかずに自分の息子を慰める。
にゅくっ…ぬちゅっ…ぬちゃっ…
大地さん、と呼んでくれる。
たまにスガに向かってではなく自分に対してお兄ちゃん、とも呼んでくれたりして…。
「っはぁ、はー……っく!」
まるで自分のことを呼んでくれているんだと妄想を重ねて、大地は射精を果たしたのであった。