【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第48章 ハイキュー✿菅原孝支✖澤村大地「隣兄2」
サムネは真っ暗な画面だった。
しかし3秒もしないうちに耳を疑うような音も入っていて…。
「音量……。あげてもいいか?」
「うん」
真っ暗な画面が動いて、ぴちゃぴちゃと立てる水音。
その音を鳴らす正体はベッドに横たわっていて…自分の性器を慰めている。
「!!?……ぉ、…お、…お」
おまえ、という言葉が口にできない。
目に見えて分かるほど、ベッドにいる正体をみて激しく動揺しているからだ。
また発育途中の身体。
見たことある制服姿。
知っている少女の顔。
残念ながら胸の部分は服を着ていて見えないが、赤裸々なおまんこがモザイクなしで鮮明に映し出されている。
『おっにいちゃ…』
「ッッ!!!」
動画を止めて、胡坐を掻いていた股間をがっちり抑えつけた。
下半身を鎮めようと荒い呼吸を繰り返す。
「なあ~?言ったとおりガチなやつだべえ?」
企みが成功したと言わんばかりの顔を向ける孝支。
大地は睨み上げたあと視線を落とし、額を抱えた。
「スガぁぁ~…。これはガチっつーより、」
静止した動画には、孝支の妹のような存在だと紹介された少女。は惜しみもないその秘部をさらけ出して、淫らな表情を浮かべていたのだった。
自分の膣に指を突っ込んで、しまいには動画を撮っているやつを求めるような「お兄ちゃん」と呼ぶ甘ったるい声。
「お、まええッ!!妹に手を出したんかァァッ!!!」
「まあまあ落ち着けって。は妹っつっても血縁関係じゃないし、お隣りに住んでいるだけだから」
「だからって妹って言ってたじゃねえか!!それなのに、それなのに……あ゛~~くそォッ!!これを自慢したくてシコシコ言えとか強要したんだなあ!!」
「強要はしてないって。俺の方が先にみせてっし」
「あ~~もう、サイッアク……。スガのシコシコがちゃんだなんて…、あ~もう最ッ悪」
無邪気に寄ってくる可愛い妹的存在。
それも大地にも当てはまるわけで。
──…俺もこんな妹が欲しかったな~、、なんて思ってたのに、最も兄に近い男に唾を付けられていただなんて。
大地は再び長い溜息をついた。