My Dearest ♡【R18名探偵コナン短編集】
第1章 月のみぞ知るSerenade【怪盗キッド】
夢だった
貴方に会うのが
ずっと心の底で抑えてた
これは誰にも言っちゃいけない恋だと
大怪盗と財閥の孫。
決して交わってはいけない恋。
分かっていても、あなたとの恋を想像してはひとりでずっと慰めてしまっていた毎日
---「今宵、貴方をひと時の快楽に連れてゆくとお約束いたしましょう、まどかお嬢様。」
そう言い放ってキッド様は天蓋付きの私のベットへとお姫様だっこをしてエスコートしゆっくりと押し倒される。
今夜は満月。
ここには窓から見える月の光のみ。部屋の電気はつけていなくても月明かりが幻想的で当たりは見渡せる。
「貴方はとても白くて透き通るほど綺麗な肌だ…」
キッド様は私の髪、鎖骨、胸、腰、太ももへと下にかけてゆっくりと手で触りなぞって撫でられる
それが気持ちよすぎて小さく声が出てしまう
すぐさまキッド様は私の口を人差し指で塞ぐ
「おっとBe silentですお嬢様。貴方のかわいい声が下の警察達に聞こえてしまいます。
声、我慢してくださいね…?」
コクコクと涙目になりながら頷くと、今度はネグリジェの下から手を入れられて胸を触られる
手袋越しの細くて繊細な彼の指が私の突起に当たるたびに喘いでしまい、慌てて口を抑える。
「まどかお嬢さんがそんなに感じてくれているのは嬉しいです。もっと感じてくださいね…?」
胸の突起を舐めなれたり甘噛みされたりして私はもう限界だった。
今度は真ん中を避けるように周りをなぞられたり…
今起きていることが信じられない。
これは夢?
衝動的に膝をすり合わせてしまう
はやく入れて欲しいとしか考えられなくなってしまう
キッド様…気づいているはずなのに、上半身ばかり愛撫を続けられる
「イジワル…」
途端に声を出して言ってしまうと、彼は私の胸から顔に目を向けいじらしく不敵な笑みを浮かべた
「わたしは月下の奇術師怪盗キッド。ですがお嬢様、要望は声に出して頂かないと、流石のマジシャンでも心の中は分かりません。
どうして欲しいのかその口で言ってください
…どうされたいの…?まどかさん…?」
イタズラをしている少年のような表情で問いかけられる。
今は理性とか恥ずかしさとか全部本能に負けてもう何も考えられないただもっと気持ちよくなりたい
「…下も…さわって…ください…」
