第24章 エキシビションマッチ後の日常編
少しして
桔梗「なるほどな…」
葵「ミケ…兄さんがごめんね」
ミケ「気にしてないから
大丈夫にゃ」
桔梗「にしても…似てるな」
ミケ「びっくりしたにゃ
鏡を見たら葵に似ていて」
葵「こっちが驚いたよ」
精市「葵、徳川さんを見てないかい?」
葵「見てないよ」
ミケ「徳川さんならさっきコートに
行くのを見たにゃ」
精市「ありがとう所で君は?」
桔梗「兄さんの薬で人間の女の子に
なったミケだ」
精市「高宮さんの薬で?」
葵「説明する…」
説明が終わって
精市「なるほどそうだったんだ」
葵「ミケってテニス出来る?」
ミケ「多分出来るにゃ」
葵「それならちょっと練習して
試合しよう!」
ミケ「賛成にゃ!
1回でいいから葵とテニスをやって
みたかったんだにゃ」
葵「先にコートに行ってて
私はラケット取ってくるから」
ミケ「分かったにゃ!」
葵達が行って
桔梗「変わってないな」
精市「桔梗1つ質問いいかい?」
桔梗「何だ?」
精市「葵は昔からあんな風に
落ち着いて冷静になっていたのかい?」
桔梗「あぁ昔からあんな風に
落ち着いて試合を見て冷静に対処してた
ただ…昔はもっと静かだったな」
精市「今より?」
桔梗「葵達が源おじさんの娘なのは
知っているよな?」
精市「あぁ」
桔梗「葵達は最初…周りの大人からは
源おじさんの娘としか見られてなくて
葵達自身を見ていなかった
それで心を閉じかけたんだ」
精市「え!」
桔梗「俺達はそんな葵達を見てられなかった
葵達に話しかけたり一緒にテニスをして
やり方を教えて貰ったりしたな…」
精市「そうなんだ」
桔梗「そしたら周りの大人達は
だんだん葵達自身を見るようになって
今に至るってなるな
文目姉さんが葵で
冬香が彩葉の良き理解者だ」
精市「あの2人が…」
桔梗「あぁ…それより徳川さんを
探してたんじゃ無かったのか?」
精市「そうだったそれじゃあ」
桔梗「おぅ」