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七色桜

第5章 シャンプー 壮五 甘夢


「じゃあ、壮五は首を触る。わたしは耳を触る。ってことで!2人だけの秘密の合図ね♪」
『うん、なんだか改めて決めると少しドキドキするね。』
「少しモヤモヤは晴れたかな?」
『そういえばそうだね、ここに来る前の気持ちが嘘みたいだ。ありがとう、めぐ。呆れずに話を聞いてくれて。』
「いいえ、スタイリストでも役に立てたなら光栄です♪」
『あ、もうこんな時間か。僕はそろそろお暇させてもらうよ。紅茶ごちそうさま、このお礼はまた改めてさせてもらうよ。』
「お礼なんていいよ。その分、ファンにパフォーマンスで還元してあげて!」
『そうだね、じゃあおやすみなさい。』
「うん、おやすみー」
バタン
『あそこでキスの一つも出来ない僕はまだまだ子どもなんだな。』
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後日in楽屋
「はい、みんなセットするよぉ。ん?みんな何か髪調子いいね?」
大和『あぁ、めぐのくれたシャンプー、すごいいいぞ。』
三月『そうなんだよ!使ってから全然セットに困らなくてな!』
環『超いい感じ』
ナギ『ワタシもでーす』
陸『俺も!』
「そうゆうことか、どおりで。まぁ、安くはないからね。それなりの効果がないと。」
大和『あぁ、そういえばあれいくらなんだ?そろそろ買わないと無くなりそうでな。』
「あのボトルで¥9,800だよ」
『『『『『『!?!?!?』』』』』』
「え?それくらいするからね?」
大和『おい、今日からシャンプーは半プッシュだ。これはリーダー命令だ』
三月 ナギ 陸『『『イエッサー!!』』』
環『やまさん、おれ髪長いからワンプッシュでいい?』
大和『ダメだ』
環『何でだよ!半プッシュじゃ、』
メンバーがそんなことを話しているうちに秘密の合図を送りあっていた壮五とめぐなのでした。

Fin
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