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七色桜

第4章 オレだけの 百 甘裏


ガチャ
『たっだいまー!百ちゃんのお帰りだよーん!』
「ただいまって…ここはわたしの家だからね」
『いいじゃん!細かいことは気にしない!』
「あれ、千は?」
『千はドラマの撮影で途中でわかれたよ!なになに!?百ちゃんだけじゃ不満なの!?』
「はいはい、百が来てくれてうれしいなー。なんか飲む?」
『めぐの塩対応…百ちゃんのガラスのハートが壊れちゃう!』
「はい、ももりんね」
『やったぁ!ももりん!ってもうめぐつれない!』
「今アイナナとTRIGGERの衣装で悩んでるから、ちょっと百とあそんであげられないんだなぁ」
『えー!!Re:valeの衣装はぁー!?』
「Re:valeは今のところ受けているお仕事は終わりましたー」
『ちぇっ!じゃあいいもんね!百ちゃん実力行使、いきまーす!』
「?実力行使って何す、」
カチャン
「………」
『ふふーん!撮影で使った手錠でーす!』
「外そうか、仕事が出来ないな。」
『この期に及んでまだその冷静さを保つめぐもまたいいね!』
「ありがとう、はい。外して。」
ドサッ
『ダァメ、めぐがこっち見てくれるまでやめない』
チュッ…チュッ
「ん…百、ワガママ。仕事…なんだから仕方ないじゃん」
『でも男としては妬けるんだよねー』
「ぁ、耳はダメ….だってば…」
『ヒュ〜♪いい眺めだねぇ〜♪俺、もうとまんなくなっちゃいそう…』
両手に手錠をかけたままのめぐは思うように抵抗できず、身を捩るしかできない。その様子が百の興奮を煽った。
「や、百…んん…はぁ…ん、」
『はぁ、ん…めぐ、気持ちいいの?まだキスだけなのに目がとろんってしてる…超可愛い…』
もう10分近くキスだけ。服の上から体のラインをなぞるだけ。触るわけでもなく、ただなぞるという行為を続けられた。
焦らされているとわかっているのに、この先の快楽が欲しいめぐはたまらず口にした。
「百…もう無理…気持ちよくなりたい…」
『んー?どうされたいの?ちゃんとこの可愛い口でおねだりして見せて?』
「〜〜!…」
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