• テキストサイズ

満開桜

第15章 孤独 御影密 切甘


千景『めぐのおかげで俺は今ここにいるんだ。その恩は返さないとね』
天馬『お前じゃなきゃ、お前がいないとダメなんだよ』
臣『めぐ、今までよく1人で耐えてきたな。でも、もう1人じゃないからな。みんながお前を必要としてる』
密『ほら、大丈夫だったでしょ?』
『ぅ、ぅわぁ〜…ック、…話した、ら…嫌われて、また、1人は、やだって…』
いづみが涙目でめぐに歩み寄り、ギュッっと抱きしめた。
いづみ『ごめんね、めぐちゃん….今まで何にも気付けなかった…でも話してくれて、ありがとう…』
「いづみちゃ〜ん…」
迫田『ゔゔ…ズビビ…めぐには幸せになって欲しいっす…』
左京『迫田、テメェいつからいたんだ』
迫田『ついさっきっす!』
いづみ『…あれ?めぐちゃん?』
左京『寝てやがるな』
臣『安心したんじゃないですか』
千景『そうだね、随分と可愛らしいことだ』
天馬『部屋で寝かせてやるか』
密『今日は一緒に寝る約束したから俺が連れて行く』
左京『頼んだぞ、御影』
バタン
密『よく頑張ったね…偉かったよ。今日はゆっくり眠ってね』めぐの部屋に着きベッドに寝かせると自分も横に入り一緒に眠った。
ーーーーーーーー
翌朝
ガチャ
「おはよーごじゃーまーす」
いづみ『おはよう、めぐちゃん』
左京『お前は朝の挨拶くらい真面目にやれ』
臣『おはよう、めぐ。今日はクロワッサンとハムエッグだぞ』
「やったぁ!ハムエッグ好きー!ハムエッグにはやっぱり紅茶だよね〜」
ガチャ
誉『おや、めぐ。朝から紅茶を飲むのかい?それなら新しく買った茶葉を出そうかな』
「やったぁ!誉の茶葉はハズレなしだもんね!」
丞『おはよう、めぐ。ちゃんと牛乳飲んだか?』
「ミルクティーで毎日摂取してるもん!」
左京『あいつが元気になると急に寮が騒がしくなるな』
いづみ『でも、めぐちゃんが元気ならいいじゃないですか♪』
左京『ま、それもそうだな。おい、めぐ!他の奴ら起こしてこい!』
「ガッテンだぁ!」
こうしてまためぐのモーニングコールでMANKAIカンパニーの朝は始まるのでした。

Fin
/ 242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp