第14章 トリップ 野目龍広 甘裏
タツ『まだその話するのか?』
「ん〜、色気たるや」
チャプン
タツ『色気、色気ってお前なぁ…』
タツが洗い終え、湯船に入る。そして自分の足の間にめぐを座らせ、後ろから抱きしめた。
「ほら見て、タツ。三日月すっごい綺麗に見えるでしょ」
タツ『ホントだな。こんな綺麗に見えるのか。さすが健十の御用達だな。』
「ここで何人の女の子口説いたんだろうねぇ」
タツ『確かにな。昼間のこと思い出すだけでも恥ずかしいのにな…』
「あぁ、パーキングエリアの時のこと?確かにあのタツは激レアだったね」
タツ『もうこれ以上言わないでくれ…』
めぐがタツの方に向き直り、言った。
「どんなタツも好きだよ。不器用なタツも、甘い言葉言ってくれるタツも。」
タツ『ありがとな…』
チュッ…チュッ…
触れるだけのキスがしばらく続いた。焦れたようにめぐが口を開くと待っていたかのようにタツの舌が入り込んできた。お酒を飲んだからなのか、湯船に浸かりすぎたのか理由はわからない。でも確実にめぐの舌と身体が熱い。
「はぁ、…タツ、もっと触って…」
そう言うとめぐはタツの既に立ちあがっていたモノを扱いた。
タツ『はぁ、…はぁ、…めぐ、…』
「ぁ、気持ちいい…もっと舐めて…もっと触って…」
タツがめぐの胸の先端を舐めながら反対の胸を揉み、めぐは反対の手をタツの首に回す。
タツ『ん…気持ちいいのか?めぐ…』
「はぁ、…いい…タツの舌が熱い…こっちも、触って…?」
めぐがタツの手を自分の蜜壺に導く。
タツ『お湯、じゃねぇな…?随分今日は積極的だなぁ?』
「わかんない…でもタツが欲しいのぉ…もっと触って…」
タツ『じゃあ自分で挿れて見せてくれよ?俺がめちゃくちゃにしたくなるくらいの色気で誘ってみろ』
「タツの意地悪ぅ…タツのおっきくて熱いのでいっぱい奥まで突いて、気持ちよくして…お願い…」
潤んだ目に恐らく無意識に動いている腰。タツの理性が切れる音がした。