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桜計画

第2章 プロローグ


『めぐー!今日はTHRIVEの撮影同行なんでしょー?ボク楽しみで眠れなかったんだー♪』
『悠太、めぐは遊びに来るんじゃねえんだぞ』
『そうゆう剛士だって今日のスケジュールやたら気にしてたじゃないか、悠太のこと言えないんじゃないか?』
『はぁぁ!?ふっざけんな、おれはな、』
「あのさ、なんでもいいけどとりあえず3人とも離れてから話をしないかな」
そうめぐの現状は後ろから悠太が抱きつき、横にいた健十がめぐの髪を指で巻きつけながら顔を寄せ、反対側の剛士に腕を引っ張られているのだ。
『えぇー?なんでー?いいじゃーん!昨日はキタコレに1日同行したんでしょー?今日はTHRIVEがめぐを独占する日なんだからー!』
「いや、そんな日は存在しないからね?スタイリストだから同行してるだけだからね?」
『そんなに照れなくても、めぐが俺たちを好きなことはわかってるから安心して♪』
「…だめだ、言葉が通じない。あ、時間だから行くよー」
『おい、めぐ。目の下、まつ毛ついてるぞ。』
「ん?剛士とってー」
『ったく、ほらよ。チュッ』
「ありがとー」
『あぁー!!ごうちんズルイー!ボクもするー!チュッ』
『まさか、俺を差し置いてとはね。剛士もやるじゃないか。チュッ』
「わたしの意思は関係ないのね、うん。解せない。あ、部屋に忘れ物したから先にロビーで待っててー。多分つばさちゃんがいるからー」
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