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桜計画

第6章 お酒ってこわいね 愛染健十,野目龍広 甘裏3P


「何さ、あっちの要求で納期早めたのに、クオリティが低いとか…クオリティ下げるわけないし、そんなもん私は提案しないわ!」
『めぐさん、すみません。私が庇わなければいけないのに何の助けにもなれなくて…』
「つばさちゃんは悪くないよ!大体あのポンコツAPがミスったんだよー?なのにこっちが尻ぬぐいしたのに文句つけてきてさ!次会ったらけちょんけちょんにしてやる」
『めぐさん…』
〜♪〜♪〜♪〜♪
『あ、ちょっと失礼します。もしもし、はい…』
「つばさちゃんもよく働くなぁ…若いのに偉い!グビッ」
『めぐさん、私事務所に呼ばれてしまったので、申し訳ないんですが戻らせてもらいますね…』
「大変だにゃぁ、大丈夫?」
『はい、タクシー拾うので問題ありませんよ。めぐさんも飲みすぎないように気をつけてくださいね?』
「あいよー、気をつけてねー」
『はい、では失礼します!』
つばさがパタパタと部屋を出た。
『1人飲んでもなぁ…誰か呼ぼっかなぁ…LIMEしてみよ』
【めぐちゃん、アルコールタイム】
【今ヒマ&明日オフ組はカモーン】
【お酒とおつまみは持参だじょ】
ピコピコ♪
【お酒は飲まないけどお姫様と遊びたいから、これからお邪魔するよ】
「健十のレスの速さヤバいな、病気だな。」
ピコピコ♪
【俺も今トレーニング終わったから風呂入ったら行く】
ピコ
【お風呂ならうちで入っていいよー】
ピコピコ♪
【じゃあそうさせてもらう。着替えだけ取ってくる】
ピコ
【おけー】
「他はみんな仕事かなぁ、忙しくて何よりだ」
ピンポーン
「健十かな、開いてるよー」
『おやおや、お姫様は酔っ払っているのかな?』
「酔いたいお年頃なんですよー」
既に缶チューハイ4本を開けて5本目を飲んでいる。ふにゃふにゃ喋りながら健十の足の間に向かい合って座った。
普段のめぐなら絶対にしない。むしろ、近くに寄ると離れようとするのだ。
なのに今は自分からくっついてきた。健十の口元が緩んでいく。
『いつもこれだけ素直だったらもっと可愛がってあげるのに』
髪を指に巻きつけ顔を近づけて話す。
「そんなことしたら健十の彼女達とおんなじになっちゃうから嫌。」
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