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夢の彼方へ【イケメン戦国】
第3章 愛運の結びまで
信長様が正室を娶られるなど、本来ならば家臣として、心の底から喜ぶべき事なのだが、、、。
こころの隅にある、寂しさに勝てない秀吉の心があった。
と、複雑な心持ちのまま茉莉花が何時も女中達と何かを作ったりするときに使う部屋の前に着いた。
そして何時もの様に、
『茉莉花。入るぞ!!』
そう言い、襖に手をかけ中からの声を待ったが、茉莉花の声が帰ってこない。
不思議に思い、また
『茉莉花。
居るんだろう?
入るぞ!!』
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