第3章 愛運の結びまで
すると、信長がすぐに秀吉に向かい、
『秀吉、貴様は茉莉花が信用できぬのか?
今回の立役者は茉莉花に他ならぬと言うのに!!
あまつさえも、貴様は、この信長までも信用できないと言うのか?!!』
『いえ、、、。
決してその様なことはございませぬ。
私が側にいる時であれば、この身に変えてでも、守り抜くことが出来ますが、此度は留守役、、、。
何事もなかったとの、報告でも、やはり、、、。』
と、悔しげに話す秀吉を見ると、茉莉花はこんなに迷惑をかけてしまったという気持ちが湧きとても申し訳なく感じ俯いたまま
『申し訳ありません。
秀吉さんのお気持ち、本当に有難いと思っております。
今後は、気を付けて参ります。
ですから、信長様をそのようにお攻めにならないで下さい。』