第3章 愛運の結びまで
『茉莉花様、、、、。
、、、信長様が、ご正室として相応しいと仰られているなど、、、
他の方では絶対にあり得ないことでございますよ、、、。』
そう、利三が柔らかく微笑みながら話す。
『、、、そうなのでございますか?
信長様、、、。
この様なお転婆では、愛想を尽かされてしまっても致し方ないと思っておりますが、、、。』
『貴様は、、、、。
この信長と共に、、、、あるべきなのは貴様ではないのか?』
『私であってほしいと、、、、
いえ、、、。
私しかいないと思っておりますが、、、
しかし、、、、。
この様に、信長様以外に触れられてしまった身体では、、、、、、、。
、、、もう、、、、。』
そう、最後まで言葉をつなぐことが出来ずにいると、、、。