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夢の彼方へ【イケメン戦国】
第3章 愛運の結びまで
その祭壇であろう物の横に、大きな柱があり、
そこにもたれかかる形で、腕を後ろに回され、手首を縄で縛られている。
その少し離れたところに、一味の見張りが何人か居る様だ。
だが、攫われた茉莉花は、未だ眠りから覚めぬのであろう。
ピクリとも動かない。
恐らく、攫われたなどとは微塵も分かってはいないだろう。
『利三。
信長様が来られたら、、、、。
奴らは、地獄を見るより辛い事になるであろう、、、。』
『、、、、恐らく、、、。』
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