第3章 愛運の結びまで
そう言いながら、目を細めて遠くを見つめている、信長の顔を見ていた、茉莉花は、、、、、、
何とはなしに、言葉にならない様な、心が落ち着かない感覚に襲われ、、、、
『信長様、、、、。
その様なこと、、、、、、
、、、、、、あまりにも寂しすぎます。
私は、信長様と一緒になれた事、生まれ落ちた瞬間の、定めだと思っております。
それでなければ、、、、、、
再びお会いし、このようにこの先もずっと共にいられる様になろうなど、生まれながらの定め以外の何物でもございませぬ!!。
そうして、私は、信長様にお逢いする為に、波多野の家に来たのでございましょう。』
『ははは、、、、。
そうだな、、貴様の言う通りかもしれぬ。
そうして、俺も、そう感じておるのだ。
貴様と初めて出会ってから、奇跡の様な再会であったがその後こうしてこの先共に歩む事が出来るなど、生まれ落ちた瞬間の定めだろうな、、、
やはり、、、、。
この信長の運命の女は、貴様であったのだな、、、。』
『ふふふっ、、、、そうであれば幸せ過ぎますね、、、。』