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君は小生の宝物/葬儀屋/黒執事

第11章 死神アンダーテイカーの裏の裏





「(ま、待って下さい!!こ、こんな所で…それにお店だってまだ、閉める時間じゃありません!!)」


ボタンを外す手を制する様にマリアンヌは必死に抵抗をするが、かえってこの薄暗い地下の狭い空間がアンダーテイカーの欲望をそそってしまい、やめる気配はなさそうだ。


「大丈夫だよ。お客さんが来たらビャクが教えてくれる。」


「(う、嘘言わないで…ください…ビャクは扉を開ける事なんてできません!!)」


「だから上の扉はちゃんと開けてきたんだよ?それにここの扉も…開いてる。だから何も心配はいらないよ〜?ヒッヒッ…」



「(そ、そんなぁ…あぁ……)」



本当に上の扉が開いてるのかどうかなんて不明だ。

アンダーテイカーの都合のいい嘘の可能性もある。

でも、一度火のついたアンダーテイカーに捕われてしまえば、もう逃げる事など不可能だ。




「小生がこんなになるのはマリアンヌのせいなんだからね…その辺ちゃんとわかってくれてるかい?」



マリアンヌの頭を撫でながら、こうなってしまうのはマリアンヌ自身のせいだと実に困った様な表情で話すアンダーテイカー。



「(そ、そんなの…分かりません…私は何も…してません…んん…んあぁ!!)」



マリアンヌの答えをまともに聞かずに首筋に噛みつくアンダーテイカー。この狭い部屋に置かれた応接セットのソファは、少し小さめだ。


その狭い部屋の小さなソファの上で欲情してしまった死神は、マリアンヌが落っこちてしまわない様に抱きしめながら性急にその身体を貪った。



「(あぁぁん……待って…待って…アンダーテイカーさん!!)」



身じろぎ1つできぬ程きつく抱きしめられ、首筋やはだけた胸へと激しい愛撫が降り注ぐ。

そしてアンダーテイカーの唇が這った部位はみるみると赤い跡を残していく。


その乱れた姿に自身が付けた赤い跡を満足そうに見つめると、アンダーテイカーは少し身体を起こしてマリアンヌの下着の中に手を入れた。


「(あ…あん…!ダメェ……)」


「あれ〜?マリアンヌ、こんなに嫌がってるのにちゃんとココは濡れてるよ?もしかして、マリアンヌも狭い所でするの…好きだったのかい?」


意地悪な問いかけにマリアンヌは一気に顔を上気させてしまった。


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