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君は小生の宝物/葬儀屋/黒執事

第10章 その死神、激情






ードサッー





「(…あっ………)」




アンダーテイカーはマリアンヌを抱き上げるとベットにそっと降ろし自身の下に組み敷いた。



「小生嬉しいよ……マリアンヌの望み通り、マリアンヌだけを愛し続けると誓うよ。ありがとうマリアンヌ…愛してる…」



お互いに涙の跡を残しながら見つめ合う。

もう2人の間には互いを愛しく想う気持ちしかなかった。



「(私も…愛してるのはアンダーテイカーさんだけです…)」



そして吸い寄せられるように唇が重なる。



「(ん……んん………)」



アンダーテイカーの熱い舌がマリアンヌの口内をくまなく貪る。
マリアンヌも懸命に舌を絡めて快感を求めた。



誤解が解け、互いの想いを再確認した2人の身体は一気に熱が上昇し、アンダーテイカーの愛撫はどんどん性急になるが、マリアンヌも同じ気持であったため、抵抗することなく全てを素直に受け止める。



「(はぁ……あ…あぁ…ん…んん……)」



首筋に、胸に、薄紅色の頂に、次から次に与えられる刺激にマリアンヌの最奥は早くアンダーテイカーを招き入れたくて、急速に潤いだす。



「(あっ…いやぁ…あ、あぁん……)」



薄紅色の綺麗な乳首を口に含まれ、同時に下半身の蜜壺に指を挿れられてしまえば、熱を上げたマリアンヌはもう早くも達してしまいそうな感覚が湧き上がってきてしまう。

それ程までに今はアンダーテイカーの事しか考えられなくなっていた。


激しく往来する指の動きに合わせて、ビチャビチャと愛液が厭らしく音を立てる。


「(あ、あ…あぁん……アンダーテイカーさん…)」


もうマリアンヌの身体はアンダーテイカーが欲しくて欲しくて堪らない。

両手をアンダーテイカーの肩に置くと無意識にギュッと爪を立ててしまった。




「マリアンヌ……もう挿れてもいいかい?」




それに気付いたアンダーテイカーは指を引き抜くと、蜜の絡みついた指をパクリと咥えて問いかける。



「(アンダーテイカーさん…そんなの…反則です……)」



妖艶な色気を惜しむことなく放つ死神にマリアンヌはどうする事もできずただただ頷いて見せた。




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