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エコール・マジック

第2章 高級寮





クラトスは得意気に答える

一人でいるのは馴れている、と。





なら何故俺と任務を遂行する事を承諾した?

一人でいる事が馴れ、それが普通と言いたいなら

俺と一緒にいるより、一人で遂行するはずだ







「・・俺は、お前みたいな奴が一番一人になっちまったらいけねぇー奴だと思うな。」


「・・・はぁ?」

俺の話に、クラトスは呆れたように答えた




「だいたい、お前が吸血鬼だと知ってほっておけるか!
裏切ろうとしている魔法使いも見つかってない今、この寮からも離れれない・・。
だったら、とことんついていってやる!」



「なんだ、わりと真剣だな」


「当たり前だろ!」






俺をちゃかしたように話すクラトスに

俺は本気で答えてしまった














俺の声が大きすぎたのか

それともまた別の理由か



俺達の部屋の扉を誰かがノックした









「クラトス・ハーバーラング、デリック・ハインツレイド。
入るぞ。」





若い男の声の持ち主が、俺とクラトスの名前を呼んで部屋に入ってきた







「・・・あんたは?」


「俺はロード・エルメス。
この高級寮、β棟の最高管理者であり、授業では呪詛科を担当している。」







白い長髪に赤い瞳をもつロードを、クラトスは全力で睨んだ

俺にはただの魔法使いに見えたが、クラトスには

違うようにみえたのか?




「まずは、これに目を通しておきなさい」




ロードはクラトスと俺に呪詛文字で書かれた長文の用紙を三枚渡す



「これを明日の午前の授業までに覚え、夕方の実技テストで扱えるようにしておきない。
多少の応用力も必要になるだろうが、君達ならできるだろう。」




「え、ちょっ?!」



「では、テストで一発合格を期待してる。」




ロードは捨て台詞のように言って部屋をでていった




俺は呪詛文字が書かれた用紙を見たが、何が書かれているか

まったく理解できなかった


呪詛とは魔法の中でも中級もので、俺のような凡人にすぐに扱えるものではない
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