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Instead of drink[テニプリ 越前 リョーマ]

第3章 夕暮れ







遠くで救急車の音が聞こえた。風が吹いて窓が揺れた。

『ごめん』

リョーマがそう言った。
違う、謝ってほしかったわけじゃない。
びっくりはした。確かにびっくりはしたのだ。驚いたのだ。けれどそれは嫌だからそうだったわけじゃない、この人に触れられたことは突然であろうと嬉しかった。他の人はどうなのだろう。
例え好きな相手からであってもその場合は嫌なのだろうか。

「違うよ、リョーマくんそうじゃないよ」
『そうじゃないってなに』
「びっくりはしたよ、でもそのびっくりはなんでリョーマくんが私を?だったの、なんでって」
は息を吸い込んで続ける。
「私はずっとリョーマくんのことが好きだったし嫌じゃなかったよ、怒ってないよ」
勢いよく一気に言葉を続けたから息切れしそうだ。もう一度息を吸い込む。
「だから、違うの。リョーマくんは私の気持ちに気づいてた、でもそれを弄んだんじゃないそれは私がいちばんよくわか」
『わかった、わかったから』
まだ続けるを遮るようにリョーマが言葉を挟む。








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