Instead of drink[テニプリ 越前 リョーマ]
第3章 夕暮れ
このメッセージアプリのシステムというのはひらけば相手に読んだことがわかってしまう。
届いてすぐ開いたらリョーマはなんと思うだろうか。自分は既読を待っていたくせにどうしよう、少し間を置くべきか。
スマホを握りしめてああでもない、こうでもないと考える。
でもすぐ返事をしないとご飯を食べたりお風呂に入ったりとか、あ!テニスするかも!なんてもう本当にああでもないこうでもないを繰り返し頭の中で考えている。
1分、2分、いや3分だろうか、そのまま画面を見つめてからスーッと指を伸ばしそこに触る。
リョーマとのトークルームが開く。
【うん。いいよ!】
まったくこれを送るまでに一体何分かかったのだ。
送信ボタンに触れた後はすぐに既読になり21時頃とだけ返事が来た。
急いでお風呂に入って待機をしなければ。
は立ち上がってバタバタと部屋を出ていった。