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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


「お外もいいけどこんなにいいお部屋ならお部屋でご飯の方が落ち着くね」

「まぁ人目は気になんねぇな」


オーダーしたお食事が並んで、部屋で人目を気にせずに食べれるディナーはすごく美味しくて楽しかった。



「黄瀬くんと美緒ってどうやってお外デートするんだろ?絶対目立つよね」

「すげぇ変装してんじゃね」

「青峰くんはどうしてたの?」


聞いたら敵いもしない彼女たちにヤキモチ妬くなんて分かってるくせに聞いちゃう愚かなあたし。

「あんま外で会ってたってことねぇから意識したことねぇな。買い物くれぇならそのまま行ってたから撮られはしてたけど、俺は人気商売って訳じゃねぇし気にしてねぇな」

青峰くんってほんといつも自然体で取り繕ったりしてなくて、時々NBA選手だってことを忘れそうになる。

大我はプライベートを撮られるのをすっごく嫌がるけど青峰君は気にもしてないって感じだった。



「俺は別に黒須といて撮られたって全然いいけど、今回は厄介なのも絡んでるし大人しくしとこーぜ」

「撮られたらまた妹とか似合わないとか言われそうで嫌」

多分あたしと撮られたところで誰もあたしを彼女だなんて思わないだろうけど、それを周りに言われるのは嫌。
好きな人と釣り合ってないっていうのは自分で認めてても人に言われるのはやっぱりちょっと傷つく。


「まだあの空港でのこと気にしてんのか?」

「んー。気にしてるっていうか…」

気にしてないと言われれば嘘になるけど、あれだけが原因じゃない。
あたしは歳相応の色気とか大人の雰囲気とかそういうのがないって自分でも分かってるから…


「誰といるかも誰と付き合うかも俺の事は俺が決める。そこに周りは関係ねぇ。俺は黒須といたいと思ったから一緒にいる。それでいいだろ?」

ドキッとした。


真っ直ぐな目と言葉があたしを射抜いてあたしも青峰くんから目が離せなかった。
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