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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


帰国中は火神が黒須の家にいるってのは聞いてたけど、2人の雰囲気からそういう関係は全くねぇと思っていた。

だけど、あのメッセージは、それは勘違いだったんじゃねぇかって思わずにはいられねぇ内容だった。




明日とりあえずハンプトン行って黒須に直接確かめるか…

はぁ…気が重い。


今まで女の事で一喜一憂するなんてことなかった。
他に好きな男ができたと言われればしょうがねぇなで終わりだったし、相手にどうしても俺との時間を作って欲しいと思ったこともねぇ。

試合出るようになって、バスケが益々楽しくなって、バスケのことだけに集中したくて、特定の相手が欲しい理由もなかった。

ただ何となく誘われて、なんとなく付き合う関係になって、そのうち別れるってことを繰り返してた。

冷めてると言われようが冷たいと言われようが、引き止めてぇなんて感情もなけりゃ気分が落ち込むことすらなかった。

1年前にネロが俺のとこに来て、誘いに乗ることも自分から誘うこともなくなった。
ネロ、バスケ、仕事、それだけあれば充分だった。

欲があるとはいえ、そんなもん自分で解決できたし、ネロがいてバスケができてめんどくせぇ女がいねぇってのは俺にとって最良の環境だった。


黒須を好きになってから自分の知らねぇ感情に気づかされて自分でも驚くことが増えた。


嫉妬も独占欲も会いてぇって思うのも、黒須に知り合って初めて持った感情だった。




恋愛なんてもんに意味なんてねぇって思ってたけど…
まぁ恋愛に意味があるってより、黒須って存在に意味を感じてるっていう方がしっくりきてる。

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