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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離



明日の用意ももうできてるし、このままここで寝ちゃおうかな…


ホテルに戻って自分の部屋に戻ってもよかったけど、何となく一人が嫌で大我の部屋に一緒にいた。


夜風の通る窓際に座ると、夜でも騒がしいマイアミのビーチから楽しそうな声が聞こえてた。


「フロリダって暑い…」

「NYは寒いからな」


おなじアメリカなのにここまで気温がちがうから、メイシーズに駆け込んでセールの夏服を買ったけど実は全部キッズサイズって話をして笑ってたら、チャイムがなって思わず顔を見合わせた。


え、なに?こんな時間に…







誰??






「ルームサービス取ったか?」

「まさか」

だってずっと一緒にいたじゃん…
それにあんなにたくさん食べてきて、もう既にお腹はパンパン。

「奥行ってろ」




眉をひそめた大我にそう言われて、寝室のベッドに潜り込むと何か話してるのが聞こえた。


『………』

『……』


女の人の声と少し棘のある大我の声




バタンと扉が閉まってガチャと鍵のかかる音が聞こえて、大我だけになった雰囲気を感じてベッドから出た。



「なんだったの?」

「ジェシカだよ…」

もう12時過ぎてるのに…


って入り浸ってるあたしが言うのもあれだけどさ…



「なんだって?」

「明日の撮影の後で食事に行こうって」

「どうするの?」

「行かねぇ」


関係をいいものにするためにお食事をしながら打ち合わせをすることは多いけど、それは大体現場が始まる前とか現場の中間とかが多いから、こういう単発の現場で尚且つ仕事の後っていうのはどう考えても仕事ではなさそう。


行く行かないは当然大我が決めることだけど、大我は本当に行きたくなさそうだった。




「もう寝ようぜ。俺マジで疲れたわ」

「泊まっていい?」

「あぁ。壁側のベッド譲ってやる。」

「わーい。ありがと」






明日の撮影…不安だらけ


せっかくBOSSが顔を繋いでくれた現場だから絶対いいものにしたいのに…


なんか嫌な予感…
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