第9章 【織田信長】路地裏にふる甘い雨【DNH企画】※R-18
とそこに
秀吉「大丈夫か?」
三成「忍様?」
光秀「お前が風邪とは珍しいこともあるものだな」
忍の見舞いに残りの三人が現れた。
忍「秀吉さん、光秀さん、三成君!!」
家康「うわ・・・」
三成の登場に家康から嫌そうな声があがる。
秀吉「あー・・・無理してしゃべらなくていい。
治ってからな」
秀吉は忍の声に眉をひそめると、
忍におとなしくしているように告げる。
そんな秀吉たちの様子を見た光秀は、
ふと何かを思い出したように口をひらいた。
光秀「そういえば面白い話を耳にしたな」
信長「面白い話?」
秀吉「なんだそれは?」
光秀「小娘、寝てばかりでは退屈であろう?
せっかくだ。寝物語がわりに語ってやろう」
怪訝そうな顔をする信長、秀吉、家康と、
にやにやと笑う光秀、
そしてそれに興味深そうにする、
政宗、三成、忍の姿があった。