第6章 繋がる想い(後)
あの後、上に上がっていった相葉くんが消防団の人達と降りてきて潤を引き上げ、そのまま近くの病院に運び込まれた
診察の結果骨に異常はなく、全身打撲で暫く入院になった
今は薬が効いて眠っている
智「ホント良かったよ大した事なくて…」
和「でも赦せないよね、あのスタッフ。潤くんを突き落とした上に翔ちゃんまで…」
潤のマネージャーから、あのスタッフの男が潤を呼び寄せ突き落としたと白状したって聞いた
いつも俺の側に潤が居て目障りだったからだと言ってたそうだ…
智「…相葉ちゃん…クロは結局…」
雅「…うん…俺が戻った時にはもう死んでた…けどさっき気になる事聞いたんだけど…」
和「気になる事?」
そう言ったその時
潤「…ん…」
翔「潤!」
潤が目を覚ましていた