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[千銃士]惚れた弱みもなんとやら

第3章 3年目


血の匂いがする。1年前と同じ。
シャツを真っ赤に染めて呻く彼に、流せるだけの力をありったけ注ぎ、治癒していく。
もう加護の力が足りなくなってきていることに、私は気付いていた。
そしてもう、私もその代償を払う限界が近いかもしれないということも。
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