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[千銃士]惚れた弱みもなんとやら

第2章 2年目


「マスター!ただいまぁっ!」
元気な声が聞こえてきて、私はほっとする。スプリングの部隊が帰って来たのだ。
「ねぇマスター、聞いてっ!シャルル兄ちゃんが絶対高貴になったんだ!!」
「本当に?!」
兄と慕っているシャルルのことを、まるで自分のことのように喜ぶスプリング。
「じゃあ、今日はお祝いしなきゃね!」
そう言って食堂へと向かう私とスプリングを、物陰から見ている貴銃士がいることに、私は気付いていなかった。
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