第7章 七海建人

「やっ」
と一言拒絶の意を示すと夏油は後ろに寝転び下から突き上げて来る

「ひっ　あっ　やああ」

自分の体重を自身で支えることができず夏油に委ねることしかできなくなってしまったこの姿勢

軽々と私を持ち上げるように浮かせた腰はパンパンと音を立てる

「やっあ　奥、おくダメェ」
そう言いながらもキュウキュウと締め付けるそれ
「ダメじゃなくて良いの間違いじゃないかな？」
刺激を辞めない夏油

続くその行為に終わりが見え始めたのは私だった
「いや　やだダメダメ　やぁああああ」
頭を激しく振り拒否するも止まらないそれに限界が来た

パンパンと音を立てていたそこはいつしかピシャピシャと濡れた音を立てていた
ガクガクと震える身体からいつしか力が抜ける
「あらら　良すぎてイっちゃったか」
そう言い夏油は気絶した私を横目に自分のそれを自身で慰める


それからと言うものの事あるごとに抱かれ
女の悦びを知ってしまった私

嫌だ嫌だと拒絶をしても体は悦んで受け入れて
いやよいやよも好きのうち状態になってしまっていた

そんなある日呪霊を放つために連れてこられた