第5章 逆巻レイジ
その問いについていけず疑問を浮かべた顔がふわふわとした意識の間から見えるのを察した様で
「今のがイくという感覚です。まだ慣れないかも知れませんが逃げずに我慢しないでイく時はイクといいなさい。わかりましたね?」
そう言いながら再びクリをいじめるレイジ
「あっそこっぉ」とズボンに押し付ける様に腰が低くなる私をグッと押し背筋を立たせると指をぐぷっと穴に入れてくる
「これだけ濡れていれば大丈夫でしょう。あとは何処か探してあげます」
「やん なにお兄様の指がっあっ ん」
クリを触られながらも中を探られぐちゅぐちゅと音が鳴り止まない
「この辺りですかね」
その言葉と共にくいくいと中である一点を全体的に押すようにする指に疑問を覚えると指がもう一本増えて押される面積が増える
クリだけの感覚だったそこに少しずつ先ほどよりも大きく重い何かが身体を支配し始める
「や お兄様 なんか 変なのぉ来ちゃう」
そう言い感覚から逃れようとするも逃れられない体格差
「先程私は逃げずに我慢しないでと言ったはずですよ」
そう耳元で呟く
ぐいっと少し重めに押されたクリに
「や、ヤダァ」と腰を引いて逃げるとぐぼっと音を立てて指が抜けてしまう