• テキストサイズ

短編 R18

第5章 逆巻レイジ



すると
「そこで誰に何をしているのですかアヤト」
という声とともに目の前のアヤトがレイジによって首を絞められていた

「ひっ れ、レイジお兄様?」と声をかける私にレイジはもう一度
「アヤト誰に何をしているのか答えなさい」そう言い力がさらに込められたのが見て取れる

そういうと腕を振り払い
「なんだよレイジ お前のお人形で遊んでやっただけだろ?」
そう返すアヤトの頬をレイジが殴る

「きゃぁ⁉︎ 辞めてお兄様 ダメ レイジお兄様が怪我しちゃう」
そう押さえると
「あなたは黙っていなさい」
そう言い再び殴ろうとするレイジにアヤトが
「チッ そんなに嫌ならちゃんと手綱握っとけよ 元はと言えばお前が巻いた種だろうが」

そういうと消えていく

廊下に残されたほぼ全裸に近い私と喧嘩をしたせいでいつものぴっしりした格好とは少し違うレイジ

...助けてくれた んだよね

そう言いちらっと横目に見ると腕を引っ張られる
「えっ ちょっ お兄様!? どこにいくのですか?」

そう問い掛けても帰ってこない返事
ずるずると引きずられるがままレイジの私室に戻ってきた

部屋に入ると勢いよく腕を引かれ放り出される身体
/ 104ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp