第5章 逆巻レイジ
逃げようと暴れた拍子にアヤトの頬を掠める指先
「っつ⁉︎...てめぇいい度胸じゃねえか 気が変わったこの場で吸ってやる」
そう言うとドレスを引き裂き壁に押し付ける
「やっ⁉︎」
と悲鳴と共に手で隠そうとするが押さえつけられそれも敵わない
「やっぱりなチチナシは全然ねーけどお前はいじめがいのありそうなちょうど良い大きさだ」
そういうとグッと力を入れて揉み込まれる胸
「いたっ いやだアヤト離してよ ぃっ」
片手で最も簡単に頭の上に纏められた手のせいで無惨にも腰をそらせまるで自分からおねだりしているように胸を突き出した体制に自然となってしまう
「さて どっから吸ってやろうか?まずは痛みで泣かせるか?それとも俺様じゃなきゃ生きていけないぐらいの快感を与えるか?」
「どちらにせよ っ 私には っぁ 最悪よ」
そう悪態をつくと
「いい度胸じゃねぇか どっちもイかしてやるよ」
そういう時首を思いっきり噛まれる
「やぁっいた 痛い やめて んぅ」
噛まれた場所が熱くて痛い
暴れれば暴れるほど深く刺さる牙
それでも抵抗せずにはいられなかった
「はっ やっぱ お前の血前に味見した時に思ったけどうめぇわ」
そう言いながら首筋を伝って流れた血を追いかけて今度は鎖骨あたりを噛まれる
先程とは比にならない痛さが襲う
「いやっ 痛い 痛いってば やめて」