第5章 逆巻レイジ
派手な音に驚き戸を開けようと戸を押し始めると
「ダメっ んっ 開けないでっください!」
と声が聞こえる
「あとでっ あっ お届けに あ、上がります からぁっ」
という声に「えっでも(ここまできたのに悪いし)」
なんて返し思っているともう1人の声が聞こえてくる
「あれぇ?もう終わらせちゃうのかい?ビッチちゃん
ほらぁもっと楽しもうよぉ 見られるか見られないかドキドキしていつもよりも感じちゃってるよぉ〜?」
と声が聞こえる
「やぁライトくん やめてぇ あっ」という声と共に上がる水音に何かを叩く規則的に叩く音
それに何かを察し慌てて部屋から出る
とんでもないものを聴いてしまったと罰の悪い気持ちで逃げるように部屋を後にする
この際服は諦めるしかない
そう思っていると「おい!」
と肩を掴まれる
「アヤト...なにか用?」
そう返すと
「お前見たんだろあいつらの?顔真っ赤だぞ それにそのお陰でいつもと違う匂いだ」
そう言われ匂いを嗅がれる
「やめて」
そう突っぱねると
「いい度胸してんじゃねえか こい!」
そう言われ腕を引っ張られる
「いやっ離してっ」
なんで2人はこうなのよと思いながら抵抗するも虚しく引き摺られていく