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短編 R18

第5章 逆巻レイジ



「ダメなの こんな身体じゃ 全然淑女らしくない 相応しくないの」
そういい縮こまる私に見かねたレイジはジャッケットをかけ抱き締める
「今日はこのまま忘れてしまいなさい」
そう言いあやされながら眠りにつく
久しぶりに眠るレイジの部屋 薬品や本の匂いに囲まれながら眠りにつく懐かしい気持ち

朝方目が覚めると眼鏡を外したまま眠りにつくレイジが目に入る

こんなチャンスは滅多にない
そう思いこめかみにかわいらしくキスをする

そういえば服そのままだった
何か着替えられそうなものはないか
昨日あの事件の一連の前にあった小森さん?に聞いてみよう

そう思い部屋を出る

中から微かに聞こえる音
この時間はみんな寝てるからきっとここね
そう思いノックするとガタガタと音が聞こえる
中にいることは確かだでも返事が聞こえない

もう一度ノックする
「は、はぃ」
返事が返ってきた
「あのごめんなさい急に 実は服を一枚貸して欲しくって」
そういうと
「わ、わかりました後で ひぁっあ」
と悲鳴に変わる
「あの大丈夫?」
「だ、ぁっ だいじょ…んぶです ふぁっ」
という声と共にガシャガシャと何かが散乱する音がする

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