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【ヒロアカ】ジェントルガール【原作沿い】

第9章 BATTLE START


オールマイトが小さい紙、おそらくカンニングペーパーを取り出し、訓練の状況設定を説明する。
内容としては『敵<ヴィラン>』がアジトに『核兵器』を隠していて、『ヒーロー』がそれを処理しようとしている。
勝利条件は『ヒーロー』側の場合、制限時間内に『敵<ヴィラン>』を捕縛するか、『核兵器』の回収。『敵<ヴィラン>』側は制限時間まで『核兵器』を守るか『ヒーロー』の捕縛。

「コンビ及び対戦相手はくじだ!!」
「適当なのですか!?」
「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップする事が多いし、そういう事じゃないかな…」
「そうか…先を見据えた計らい…失礼致しました!!」
「いいよ!!早くやろう!!」

それを合図にチーム分けがされ、Lotsと書かれた箱から皆がくじを引いていく。
そして彩希の番となり、オールマイトに近付き一瞥し、箱の穴に手を入れる。適当に触ったものを取り出せば、そこには当たりの文字。

「なにか当たったのでください。ギブミー」
「その当たりじゃないんだよね!!つまり君は好きなチームに入れるってことさ!」

好きなチームと言われ周りを見渡せば、麗日と緑谷、飯田と爆豪がコンビになっているのを見つけた。
会話をしたことがあるのはその四人であり、よく話し会話が成り立つという点では圧倒的前者である。

(緑谷君には悪いけどお茶子ちゃんいるし、そっちに…)

「じゃあ私達とチーム組もう!!」
「ホァ!?」

突然見えない何かに腕を引っ張られ奇妙な声が出る。
服越しに伝わる柔らかい、温かな感触。そしてよく見れば宙に浮いた手袋が彩希の腕を掴んでいた。

「私、葉隠透!よろしくね!こっちは尾白君!」
「あ、うん、はい。よろしく」
「えっと、東動さん良いの?他行かなくて」

尾白と紹介された、道着のようなコスチュームを着て逞しい尻尾を持った糸目の男子生徒が緑谷達の方を横目で見る。

「いいよ。三人でがんばろうか」

マスクを外し、愛想よい笑みを浮かべれば小さく葉隠は黄色い声を上げた。

「東動少女のトリオは決まったな!?続いて最初の対戦相手はこいつらだ!!」
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