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彼岸花を抱いて

第10章 新米探偵に依頼あり




翌日─…


大学の前で智晃と合流し各自、指定された時間になるまで聞き込みに回る事になった。



智晃
「すみません。この名前の人、探してるんですけど知ってますか?」


女性
「この子ならそこに座っている子ですよ」


智晃
「ありがとうございました!」



───────…



凉晴
「じゃ、その日から」


女性
「はい、そうです。一切とれなくなりました」



───────…




「その会場だと仰っていましたか?」


女性
「ええ。とても有名な会場だったので覚えています」






そして、指定された時間になり再び大学の門前で集まったがその場で話し合うわけにもいかず一度、事務所へと戻った。






「では、皆さんそのドジャールマで開催されるパーティーの事を口にしていたんですか?」

凉晴
「嗚呼。やはり、紙に記載されていた人以外にも友人が居なくなったと答える人が居た」

智晃
「俺が聞いた人等もパーティーの事を言ってたな。つか、パーティーとか行った事ねぇけど…んな、悪い事ばっかしてんのか?」


「全てのパーティーが良くない事をしているわけではありません。…怪しいとすれば、仮面をつけたパーティーでしょうか」

凉晴
「仮面?」



聞き込みの結果、全員のものを照らし合わせると共通しているのが同じ会場のパーティーに行ったという事とその次の日に居なくなった…というものだった。
そして、その結果から答えを弾き出すように会話は続けられる



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