第83章 新たな朝。
今吉「ほな受付済ませてくるから待っとってや」
「はーい」
・・・って!
暢気にしてる場合じゃないでしょ私!!
笠松さんに言わなきゃ・・・
謝罪と、お礼と・・・後はー・・・えーと←
笠松「小倉」
「うひゃいぃっ!?」
急に名前を呼ばれて私は変な声で返事をしてしまった。
笠松「・・・ちょっといいか?」
「え・・・」
笠松「その、どっか二人になれる場所で・・・。話してぇことが。」
高尾「え、なになに。内緒事よくねぇっしょ!?」
伊月「たーかーお!いいから二人にさせてあげようよ。」
何かを察したのか伊月さんは高尾君の肩を掴んだ。
伊月「確かゲームセンターの方に自動販売機があったから、そこで話すといいですよ」
笠松「つまり、ついでにジュースでも買って来いってか?」
伊月「はい♪」
笠松「言うようになったじゃねぇか伊月」
伊月「いいからさっさと行ってさっさと帰ってきてください。」
笑いながら(?)伊月さんは手を振ってくれたので、
私達はお言葉に甘えて自動販売機まで向かった。