第66章 クリパやで~
え、え!?い、今の幻聴!?
幻聴だよね!?いや幻聴しかありえませんよね!
だってあの花宮さんが・・・
私に「可愛い」だなんて・・・。
花宮「・・・。」
・・・あれ。
そこは言う訳ねぇだろバァカ。じゃないんですか。
花宮「ッ・・・///」
なんで顔赤くしちゃってるんですか。
花宮「ば、バァカ・・・」
・・・・
なんですかそのデレはあああああ!!←
「は、花宮さんがデレ・・」
花宮「あぁ?」
「ふ、不覚っ・・・!」
花宮「なにがだよ」
「か、可愛いって思ってしまいました・・・。」
花宮「・・・アホ」
そうして花宮さんはベランダのへいに頬杖をついた。
私はまた紙袋で顔を隠す。
お互い違う方向を見て顔を合わせないようにしている。
・・・ど、どうしよう。
心臓がバクバクいって鳴り止まない・・・!
おちゅちゅけ私の心臓!!
・・・もういっそ止まれ!←