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【進撃の巨人/リヴァイ】君が描くその先に

第33章  道標


「そんな…あれからどのくらい時間が経っているんですか?誰かエレン達を追っているんですか…?」

「あれから4時間が経っている。見ての通り兵のほとんどが負傷してしまっているから、この場から動くことすらできていない。報告の兵は出してあるから、今はエルヴィン団長からの指示を待つしかない」

「確かに…そうするしかないですね…」

「私達が今すべきことは、この後の作戦に備えて身体を休めること。あと、エルヴィン団長に迅速に報告できるよう状況をまとめることだ」

「…!!仰る通りです」

「アルミン、君はエレン達の側にいたから、私よりも状況がよく分かっているはず。団長への報告書を作るのに協力して欲しい。動けるかな?」

「はい!大丈夫です、行きましょう!」

 私達は、現在指揮を取っているラウダさんとラシャドさんの所に向かったのだった。

 それから約一時間、私はアルミンやその他の兵達から状況を聞いて、報告書を作成した。ハンジ分隊長に渡した報告書は、ごく短時間で作成したものだったから十分とは言えなかったけれど、今度のものは様々な兵士から話を聞いたし絵を描く時間も取れた。

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