第4章 琥珀色の恋【A×N】
みるみる赤くなるニノ…
こんな顔、見たことないよ。
こうなったら何が何でも見たい!!
可愛い唇が、俺を『好きだ』と唄うのを…
黙って見つめていると、
キュッと結ばれていたニノの唇が、
ゆっくり開いた。
「俺も……俺も、相葉さんが……好き…」
「ニノぉ~っ///(≧▽≦)」
思わず抱き締めた華奢な身体は、
抵抗することなく、俺の胸にすっぽりと包まれ、
やがてその両腕を、
おずおずと俺の背中に回した。
やっと……
欲しかったものが手に入った!!
ずっとずっと…こうしたかった!!
抱き締めて、好きだって言って、
そんで…
そんで……
ニノの細い顎に指を掛け、
静かに上に引くと、
ニノの目は、綺麗な涙が今にも溢れそうだった。
その顔が、あんまし可愛くって♡
その瞳に映る俺を見ていたくって♡
涙が零れ落ちる瞬間を焼き付けたくて♡
腰を引き寄せたまま、
大好きなその顔を見つめていた。
すると、
「ねえ、焦らしてるつもりなら、
そういうの、いらないから…早くしてよ!」
「早く?」
「…うん…」
「早く、何するの?」
ニノが犯罪級で可愛いから、
つい意地悪したくなっちゃって…(^^;
ニヤニヤしていたのかな?俺…
「もう!!いい!離せよ~!!」
ニノは俺の腕を解こうと暴れ出して…
力なら、負ける訳ないしね~♪
暴れるニノを捕まえて、唇を押し付けた。
「……」
静かになったニノが、
そっと瞼を下ろすのを見届けてから、
ゆっくり啄んだ。
擦り合わせるだけじゃ足りなくて、
舌先で唇をノックすると、
ニノは、自分から少し口を開けて、
俺の舌を招き入れてくれた。
ああああぁぁぁぁっっ//////
ヤバい〜///
脳みそ、爆発しそうヾ(≧▽≦)ノ
熱い咥内で、その可愛らしい舌を追いかけ、
捕まえた舌を絡めれば、
ニノも、それに応えるかのように、
優しく絡めとってくれた。