第4章 琥珀色の恋【A×N】
【KAZUNARI】
「…ん…んぅっ…ふ、ぁっ…」
ニブチンの相葉さんにわからせるための
プチュッ☆ていう可愛いのじゃなくて。
舌を絡めて吸い上げて
しっとりと甘さを味わうような
ちゃんとした…大人のキス…//∇//)♡
俺、いま…相葉さんとキス、してる…
うそみたい…(*´`)♪
気持ちを封印しようと決めたあの日からも
少しずつ少しずつ…滲み出てきて…
どうしようもなくなった時に
思い出のセーターに
その溢れた想いを閉じ込めてきた…のは
…相葉さんも同じだった。
お互いにずっとずっと我慢して
好きすぎて泣きたくなっても
そばにいたいから…笑い続けて。
永遠に交わらなかったかもしれない
二つの想いが…いま、奇跡的に重なった…
…重なったんだ……
潤くん…恐るべし…
そんで…あんがと。
「…んんっ…は、ふっ…」
盛り上がり続ける相葉さん…
そりゃ俺も嬉しいからね?
応え続けたいけども…
「…ん、ふぅっ…」
なんか…すご( *^艸^)♪
俺、このまま飲み込まれちゃうかもww
「んっ…ん、あ…相、葉さ…っ…
あ…ばさんってば…ちょっ…んぅ…
…んふっ…もぉ…くっ、苦しいっての!」
大きな肩をグイッと押して
ぜぇぜぇ言いながら軽く睨んでやったら。
大型犬がハフハフ言いながら
パタパタしっぽを振ってるみたいな感じで
「だってっ…だってニノぉ~~(≧∇≦*)♡」
水分多めのウルルンな瞳を
キラッキラ輝かせて
もう一度俺のこと
ムギューーって抱きしめてきた。
「ぐ、ぐるぢ……」
背中に回した手でベチベチ叩いて
ギブギブ!のアピール(;^_^A
こんなとこも『The相葉さん』で
実は可愛くて好きなんだけどね…
ベリッとひっぺがした相葉さんは
ニコニコしながらも眉毛を下げて
少しだけ悲しそうな色を混ぜた顔で
「もう…ニノ…
なんでそんなにクールでいられんの?」
って…少し物足りなそうに( ˘・з・)。
バーカ……
それは俺が名俳優だからだろって…ww
「もう…あいばかww…見せて、やるから…」