• テキストサイズ

Jewelry♢ボックス【気象系BL】

第4章 琥珀色の恋【A×N】


【MASAKI】

ねえねえねえ!!
これは夢なの!?
俺夢みてるの!?
これって現実!?

俺は、手の甲で、
溢れる涙を拭った。

ニノのセーターは、
俺んのと違って、ニノの匂いがした。
↑当ったり前です!


今まではいつも、

もしかしたらニノも俺のこと…?

そう思った1分後にはもうはぐらかされてて…

ニノは俺に告白させないようにしてるのかも?

俺が好きだって言ったのを断って、
俺が傷ついたら可哀想だから…
そういう意味で予防線張ってた、とか…
そう思うと、どうしても踏み出せなかった。

だけど、ニノへの気持ちが
どうしても溢れてきちゃって。

木っ端みじんになってもいいから、
『好きなんだ』って……

そう伝えたくて…


んでんでんで!!

その前に降ってきた、
ニノの唇……

それは、思ってたよりも、
ずーっと、ず―――っと、
柔らかかった(〃∇〃)


ねえ、ニノ…


そうなんだ、よね?

もう、いい…よね?

……ニノも、俺のこと、
好き…だよね?


じっと見つめていると、
ニノは、すっと目を反らせて、

「そんなに見たら、穴が開く…」
って…

でもその耳は真っ赤で。


俺はもう確信した。
木っ端みじんなんかじゃない。

『ニノも俺が好き』


だったら、俺から、先に言う。


俺は、正座をして、小さく咳払いをした。

ニノは、少し潤んだ目で俺を見ている。


「ニノ……
好きだよ……世界中で一番…

いや、宇宙を合わせてもだな!

…ニノのことが、宇宙一、大好き!」



「……うん…ありがと」

「ニノは?」

「俺?俺の気持ち…分かってるでしょ?
そんなの…言わなくたって…」

耳どころか、頬まで真っ赤に染めて…


ちくしょ――――っ///
可愛過ぎる( *´艸`)

でも、やっぱり聞きたいよ。
二文字の言葉…

ニノの口から…

「ニノ…聞きたいよ…俺…」


/ 727ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp