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BLEACH〜透明な華〜

第9章 reunion




「何をしている!!
さっさと戦え!!その程度の虚を倒すことなど訳無いだろう!!」

「うるせえな!!言われなくてもそうする…」

斬月を手にしようとしたが、急に虚の姿が脳裏に浮かぶ

虚から一撃をくらってしまった

「どうした!!」

ルキアが叫ぶ

「うるせえ!!」

「知っておるぞ!!貴様…破面共にやられてから、一度も死神化しておらぬだろう!!

何を恐れておるのだ!!茶渡がやられた!!井上がやられた!!
それが何だ!!!貴様はその程度で心折れるような男だったのか!?」

ルキアはまだ叫ぶ

「敗北が恐ろしいか!?仲間を護れぬことが恐ろしいか!?それとも、貴様の内なる虚が恐ろしいか!?」

ルキアの言葉に思わず後ろを振り向く

「…敗北が恐ろしければ強くなればいい。仲間を護れぬことが恐ろしければ、強くなって必ず護ると誓えばいい。

内なる虚が恐ろしければ、それすら叩き潰すまで強くなればいい。他の誰が信じなくとも、ただ胸を張ってそう叫べ!

私の心に居る貴様は、そういう男だ一護!!!」

ルキアの言葉に俺の心が少し晴れる

「…ちぇっ、うるせえんだよ……てめーは!」

俺は斬月を手に取り、虚を倒した


それからすぐにルキアに引きずられ、学校に戻る

俺は体に戻るとそのままルキアに引きずられる

「井上ー!!!」

ルキアが叫ぶ

井上が振り向く

「く…朽木さん!?」

「うむ!久し振りだな!」

「こっちに来たんだね!いつまで居られるの!?」

「その話はひとまず後だ!ほれ!」

ルキアが俺を引っ張る

「……黒崎くん…」

「…井上……俺…」

俺が言い淀んでいる時だった

「弱くてすいませんでしたっ!!」

「ぉぐッ!?」

ルキアに頭を抑えられる

「………俺は……俺は強くなる…強くなって…次は絶対、オマエを護るから!」

俺がそう言うと、井上は安心したような顔をしていた

「…ありがとう…黒崎くん…。

…ありがとう……朽木さん…」

そういった井上の目には涙が浮かんでいた

「…おかえり…!」

ルキアは嬉しそうだった



蝶side

『さてと、行きますか』

放課後になり、私は一度浦原商店に帰った

私服に着替え、ある場所に向かう


『こんにちは、一心』


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