• テキストサイズ

BLEACH〜透明な華〜

第9章 reunion




「うるせえっ!真っ二つにしてやらァ!!」

「木刀で?」

「僕も加勢するよ一角!!」


「…誰か、この位置代わってくれ…」

冬獅郎の心の声が聞こえた気がする…


ただ、この状況をこのまま放置する訳にも行かない

『はぁ…』

私はソウルキャンディーを飲む

私のことが見えるのは死神である冬獅郎達だけ

「あ…」

乱菊が私に気づいた

『…ちょっと、屋上行こうか?』

ニッコリと笑って全員を呼び出す



屋上に着き、屋上のドアを閉める

『……人間とは揉め事は起こさない事って元柳斎に言われなかったかしら?
それに、人間に手を出すのは御法度じゃ無かったかしら…?』

「「「いや、その…スイマセン…」」」

『冬獅郎と乱菊はまだいいわ…一角…弓親…恋次…』

「「「はい」」」

『騒ぎ起こさない約束してきたのよね…?』

「「「してきました」」」

『なら、どうして早速騒ぎ起こしてるのかしら…?』

「いや、そのハゲって…」

『事実じゃない』

「「「ぶっ…」」」

弓親と恋次、乱菊が吹き出す

「なっ…」

『とにかく…次やったら尸魂界に送り返して、牢屋にでも入れてもらうからね。わかった?』

「「「わかりました」」」

一角、恋次、弓親の三人はコクコクと頷き、返事をしていた


『さて、授業に戻らないと…』

「え、高校生やってんのか?」

そう聞いてきたのは恋次

『そうよ。何?なにか文句でも?』

「いや、ねえけど…」

『そ、ならいいわ。』

私は教室に戻り、授業を受ける

ちなみに、一護は体調不良だと伝えてある。

屋上で冬獅郎達が一護の体を見張っているはずだ



『今日は真子は休みなのね…』

思わず呟いた








一護side

突然ルキアに捕まれ、死神化した俺はルキアを背に乗せて走っていた

「おいルキア!!一体どこ連れてく気なんだよ!!」

「うるさい!いいから、黙って走れ!!」

言われるがまま俺は走る

「!見えたぞ!そこだ!!」

ルキアがそう言った先には虚がいた

「虚!?」

「そうだッ!行ってこい!!!」

俺はルキアに蹴られた

「うおああッ!?」

着地に失敗し、地面に叩きつけられる

「いッて…………おおう!!」

起き上がると虚の攻撃が目の前に迫っていた

慌てて避ける



/ 246ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp